金融の三大分野である銀行、証券、保険業界は長年その垣根を堅持していましたが、ビッグバンを契機としてその垣根が徐々に取り外され、業界同士で相互乗り入れが認められるようになっ

徐々にリスクテイクする方向へ移動している国民の所有するお金
徐々にリスクテイクする方向へ移動している国民の所有するお金

徐々にリスクテイクする方向へ移動している国民の所有するお金

金融の三大分野である銀行、証券、保険業界は長年その垣根を堅持していましたが、ビッグバンを契機としてその垣根が徐々に取り外され、業界同士で相互乗り入れが認められるようになったので、近年は銀行でも保険業務取扱のできる時代になっています。従って、銀行のDMにも保険加入の打診内容が記載されているので、金融界の護送船団方式がいまだに残っていると認識している国民なら違和感を持って見ているかもしれません。しかしながら、金融に関わる規制緩和の流れは既に世界的な潮流となっていて、国民生活に多大な支障を生じることがないように措置を講じながら進められています。

こうして、昨今のようにお金を金融機関に預けても超低金利で元利合計の殆ど増えない時代が続いている一方で現政権によるアベノミクス政策の効果が表れて、株式市況が大きく値上がり傾向となっている昨今はお金が預貯金から証券市場へシフトしやすくなっています。また一方で、社会の高齢化が進み、今後、リタイア後の生活を送るのに公的年金だけでは頼り切れないとの見通しで明らかなように、平穏な生活を送りながら人生を終えられるか、不安材料の増えている風潮を反映して生命保険や傷害保険へ加入する傾向も強まっているようです。従って、GPIFの資金運用方針変更と同様に国民の金融資産は嫌々ながらも、徐々にリスクテイクする方向へ移動し始めていると言えそうです。お金に余裕のない家庭が株式市場でリスクテイクするライフスタイルには株価の変動の度に一喜一憂する家庭の増えることも予想されます。


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